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慢性骨髄性白血病

(カテゴリ:その他の障害)

白血病とは血液のがんです。血液細胞には赤血球、白血球、血小板がありますが、これらの血液細胞が骨髄で作られる過程でがんになります。がん化した細胞は骨髄内で増殖し、骨髄を占拠してしまいます。そのため、正常な血液細胞が減少し、貧血、免疫系の働きの低下、出血傾向、脾臓(血液を貯蔵しておく臓器)の肥大等の症状が現れます。白血病はがん化した細胞のタイプから「骨髄性」と「リンパ性」に分けられ、更に病気の進行パターンや症状から「急性」と「慢性」に分けられます。 白血病を含む「がん」は一般に遺伝子や染色体に傷がつくことで発症すると考えられています。傷がつくしくみは完全には解明されていません。白血病は遺伝はしないので親が罹ったとしても、子供が必ず白血病になるわけではありません。 診断は問診、血液検査、骨髄検査等の結果に基づいて行われます。そのため、通常の健康診断や血液検査をきっかけとして、白血病が発見されることも少なくありません。貧血等の症状があり、血液検査の結果から、血液細胞の数や種類に異常がみられた場合、白血病が疑われます。

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