乳がん
乳がんはしこりとして見つかる前に乳房の周りのリンパ節や遠くの臓器(骨、肺、胸膜、肝臓、脳等)に転移して見つかることがあります。乳がんの種類や性質によって広がりやすさ、転移しやすさは大きく異なります。自分で気づく症状としては注意深く触るとしこりがわかるようになります。しこりがあるからといって全てが乳がんと言う訳ではありません。しこりが気になる場合は専門医に診て貰いましょう。無症状でも検診により乳がんが見つかることがあります。乳がんの発生には女性ホルモンのエストロゲンが深く関わっていることが知られています。すなわち、体内のエストロゲン濃度が高いこと、また経口避妊薬の使用や閉経後の女性ホルモン補充療法等、体外からの女性ホルモン追加により、リスクが高くなる可能性があるとされています。閉経後の肥満はリスク要因であることがわかっています。出生時の体重、初潮年齢、妊娠や出産経験の有無、初産の年齢、授乳歴等が乳がんの発生に影響すると考えられています。生活習慣では、飲酒習慣や喫煙により、リスクが高くなることはほぼ確実とされています。一方、閉経後の女性では運動によって、乳がんのリスクが減少することがほぼ確実であるとされています。その他、良性乳腺疾患の既往、糖尿病は乳がんのリスクが高くなることがわかっています。
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